バイタルサインとは 健康管理に使える知識
バイタルサインは健康管理の上で、介護・看護・在宅医療・救急・保育など様々な場面で活用されていますよね。バイタルサインは日本語で生命の徴候という意味合いがあり、これらを評価することをバイタルチェック（通称：バイタル測定）と言います。
健康のために使えるバイタルサインの知識
バイタルサインは身体・精神状態の重要な徴候・値になります。
バイタルサインでよく観察される意識、呼吸、体温、サチュレーション(SpO2)、脈拍、血圧を測定する意味、正常値、平均値、異常時の対応などは生活でも役立ちます。
生きているサインであるバイタルサインは、見て、聞いて、触れて、観察してみて直観的に「ちょっと普通じゃない状態かも…」と思ったことを、測定機器で裏付ける意味もあります。
サチュレーションとは（SpO2、酸素飽和度）
SpO2のことを、エスピーオーツーと読み、血液中に溶け込んでいる酸素の量を表すバイタルサインです。職場によっては、サチュレーションやサップという呼ぶ方をするところもあります。
血圧とは（BP, Blood pressure）
血圧は、血管内の血液の有する圧力を表すバイタルサインで、成人の場合には上腕部にカフを巻き圧をかけ、聴診器で上腕動脈の脈拍を聴診して測定します。
呼吸状態 breath
呼吸は、体内の異常や精神状態の変化に合わせてすぐに変化が見られるバイタルサインです。呼吸の仕方や変化は多種多様なため呼吸数・呼吸の深さ・換気量などの数値的なもの以外にも、呼吸の特徴を大まかにみることも有効であることがあります。
バイタルサインのことは、教養としても知っておいて損は無いかと思います。
